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古典語研究の焦点 

武蔵野書院創立90周年記念論集
書名かな こてんごけんきゅうのしょうてん むさしのしょいんそうりつ90しゅうねんきねんろんしゅう
著者(編者)名 月本雅幸・藤井俊博・肥爪周二 編
著者(編者)名かな つきもとまさゆき・ふじいとしひろ・ひづめしゅうじ
ISBNコード 978-4-8386-0239-1
本体価格 13,000円
税込価格 14,300円
判型 A5判上製カバー装
頁数 1008頁
刊行日 2010年1月31日
在庫 有り
古典語研究の粋を集めた実証的な研究成果
 序     編集一同

奈良時代東国方言の音韻と防人歌の筆録者    屋名池 誠
奈良時代の下層識字層のことばと平安時代語
 ―正倉院文書「請暇不参解」の「見治/看治」と「吾仏公」
                       長沼 英二
元興寺縁起の宣命体について          馬場 治
表記体の変換と和漢の混淆           乾 善彦
萬葉集所載地表記における二合仮名
 ―非固有名詞表記との関係をめぐって―    尾山 慎
宣命体表記の変遷               池田 幸恵
『古語拾遺』本文と『日本書紀』の訓読     杉浦 克己
連濁小考―有声阻害音の意味―         高山 倫明
古典語の連濁―二つの未解決問題―       肥爪 周二
動詞重複構文の展開              青木 博史
歌語「嘆き」の消長               阿久澤 忠
『篁物語』の井野葉子氏「『源氏物語』浮舟での引用」説
  補強ならびに祖形小考           安部 清哉
『我身にたどる姫君』の複合動詞語彙      岡野 幸夫
「気色」と「仰(旨)」―古記録・古文書等に見る
 〈けしき〉の用法の展開           辛島 美絵
中古語情意形容詞「くちをし」の意味記述
  ―対象・誘因を表す語句の分析による―   田中 牧郎
陽明文庫本源氏物語の動詞           中村 一夫
源氏物語の地の文におけるケリ形の意味・機能
  ―ケリ形による「認識」の再検討―     西田 隆政
今昔物語集の「けり」のテクスト機能
  ―冒頭段落における文体的変異について―  藤井 俊博
『枕草子』における概念形成
  ―副助詞「など」の運用―         藤原 浩史
改編本類聚名義抄における注音方式の再検討
  ―傍仮名音注・声点の朱墨について―    山本 秀人
東大寺図書館蔵『七喩三平等十无上義』について
  ―『東大寺諷誦文稿』との比較を通して―  山本 真吾
古典語文体の分析のための試案―和漢の混濁を中心に―
           アルベリッツィ・ヴァレリオ・ルイジ
漢籍訓点資料における訓読語の位相と文体
  ―複製資料に依拠した研究を巡って―    松本 光隆
漢字字体から見た論語古写本の位置      小助川 貞次
紙背聖教の訓読について―訓点資料研究の一視点―
                      宇都宮 啓吾
日本の漢文訓読からみた韓国の漢文読法      尹 幸舜
訓点資料の基本的問題について         月本 雅幸
再読字使用の問題―「未」の場合          原 裕
『後二条師通記』冒頭三カ年文の「本記」と「別記」について
                      柳原 恵津子
藤原定家の著述資料における「侍」「候」について
   ―『毎月抄』の違和感          田中 雅和

『覚一本平家物語』に於ける「御(ご/おん/ぎょ/み)
  ~あり」をめぐって            堀畑 正臣
『水鏡』における漢語
  ―その用語選択をめぐって―         青木 毅
鎌倉時代における漢字音の個人差
  ―親鸞と恵信尼との比較―         佐々木 勇
連声と促音・撥音               榎木 久薫
鎌倉時代聞書類における本文整定の一形態
  ―明恵述・定真聞書「護身法事」をめぐって―
                       土井 光祐
書記特有表現としてのメモ体
  ―非陳述敵書記体の沿革―          矢田 勉
中世真名軍記に於ける倒置記法「有之」について 橋村 勝明
醍醐寺蔵『探要法花験記』における「也」の用字意識
  ―出典との比較に見る漢文和化の問題    磯貝 淳一
ゆれる〈をのこ〉とゆれない〈おとこ〉
  ―『仮名文字遣』の諸本とアクセントの体系変化
                       坂本 清恵
四つ仮名混乱と前鼻子音衰退化との干渉
  ―個別言語史の支店の重要性―       高山 知明
『南村輟耕録』所載「射字法」から見た『書史会要』の
   「いろは」音注              蒋 垂東
易林本『節用集』平井版研究の基本課題     佐藤 貴裕
清原家における『中庸章句』の訓読について
 ―東京大学国語研究室兼右写・宣賢点『中庸章句』を中心に
                        呉 美寧
『尾張国郡司百姓等解文』における字音声点   加藤 大鶴
相互承接からみた中古語の時の助動詞       小田 勝
通時態、継時態、そして構造通時態       伊藤 雅光
 英文タイトル
 執筆者略歴
 あとがき

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